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吉田健一の

『私の食物誌』(中央公論社、初版は1972年)です。

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店主にとって「読んでいるうちにお腹が空いてくる本」現時点ナンバー1です。ボウズカフェさんの「古書ダンデライオン棚」に並べていたもの。本の入れ替えで手元に帰ってきました。

吉田健一といえば、元首相・吉田茂の息子で、英文学者、作家、美食家としても有名。今の首相の伯父さん、でもあったり。

氏の文章の特徴の1つに、読点(、)が少なく、つらつらと続く文章というものがあるのですが、本書より引くと「これを広く石川県の食べものとして置くのは前に或る特定の町で食べたこの鰌(どじょう)の蒲焼きが実に旨かったと書いた所がそのような下等なものを食べさせたとあっては我が町の名折れであると怒られたことがあるからで、又それはそれで石川県のように土地が肥沃であれば水田の付近ではどこでもこの上等なものが食べられると考えて先ず間違いなさそうである。」(「石川県の鰌の蒲焼き」冒頭)といったもの。

分かるやら分からんやら。でも慣れてくると説得力を持ってくるような気がする面白い文章です。内容も。本書では、ちゃんと読点が入っている初期の文章もあり、比較すると中々楽しいです。

多くのイギリス文学やフランス文学を日本に紹介した氏の解説付きで2005年に復刊されたイギリスのユーモア小説とは・・・
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テーマ : 古本
ジャンル : 本・雑誌

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Author:古書ダンデライオン店主
オンライン古書店・古書ダンデライオンと平行して、現在、京町家にて「町家古本はんのき」という古書店を3人で共同展開しています。また、過去にマンガ・古本カフェ・Tripel(トリペル)を、3人共同で展開してました。

「良書廉価」「ぼちぼち」を合言葉に古書を提供してまいります。

買取りなど、お問い合わせは↓

MAIL:o.b.dandelion@gmail.com
TEL;075-211-1977

店主:中村明裕

〒604-0982
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