スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

図書館つながり・下

です。

画像クリックで拡大

こちらも100円均一のもの。深澤七郎の『楢山節考』(中央公論社、昭和32年)。去年惜しくも亡くなられた緒形拳さんが主役で映画化されています(1983年、監督は今村昌平、1958年の木下恵介監督作品もあり)。

こちらは、かつて高校の図書館で架蔵されていたもので、カバーが外され図書館仕様に。その高校とは、あの灘高校。後見開きに、懐かしい図書館カードが付いていました。

ただし、借りられたのは、昭和44年12月24日の一回のみ。返却は昭和45年1月8日となっていますから、これを借りた学生は冬休みの読書用に何冊かこの本と一緒に借りたのかもしれません。しかし、高校生でこれを借りるのは中々。

画像クリックで拡大

文庫版は持っていたのですが、この検印(写真2)を見て欲しくなりました。検印(奥付印とも)とは、著者が自ら自分の印を押して、その著書に貼るもの。発行部数を作者自らが確認するため、だそうです。出版社が著者の許可無く刷数を増やすのを防ぐためでしょうか。現在は「検印省略」とされている書籍がほとんど。

これが中々面白く、著者によっては色々個性的なものが多いのです。これは単行本を買う小さな喜びのひとつです。この印も中々。青と黒の二色なので、同じ形のものを二回押したのでしょうか。「WHDT」はどんな意味なのか気になるのですが、もしご存知の方いらっしゃいましたら、お教えください。

しかしこの本はどういった経緯でここまで来たのか。自分の手元に届くまで、その本がどんな旅をしてきたのか、そこに思いを馳せるのも古書の楽しみのひとつ、です。

新入荷書籍アップいたしました。どうぞ、コチラでチェックしてみてください。
スポンサーサイト

テーマ : 古本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

古書ダンデライオン店主

Author:古書ダンデライオン店主
オンライン古書店・古書ダンデライオンと平行して、現在、京町家にて「町家古本はんのき」という古書店を3人で共同展開しています。また、過去にマンガ・古本カフェ・Tripel(トリペル)を、3人共同で展開してました。

「良書廉価」「ぼちぼち」を合言葉に古書を提供してまいります。

買取りなど、お問い合わせは↓

MAIL:o.b.dandelion@gmail.com
TEL;075-211-1977

店主:中村明裕

〒604-0982
京都市中京区松本町583-1-207

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。