スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『東郷青児 - 蒼の詩 永遠の乙女たち』出版記念展

inアトリエ箱庭です。

画像クリックで拡大

東郷青児、と聞いて、前回の佐野繁次郎同様、あまりピンとこなかった店主ですが、部屋に足を踏み入れて展示された装釘作品を見て、改めて己の不勉強を恥じ入るばかり。京都の「ソワレ」ぐらいでしか認識がなかったのですが、そうだ、宇野千代さんとも関わりがあったんだった、とも今更思い出す。

画像クリックで拡大

それにしても、やっぱり一人の芸術家の作品が一同に並ぶと壮観です。しかも今回は、装釘本に加え、東郷青児の手掛けた絵皿やお菓子の包み紙、小物に果てはマッチ箱まで。

迫力というよりも、華やかで、だけど愁いがる、東郷青児の絵の女性の印象。空虚なのに存在感がある、時にその空虚に色がつき始め、ぼうっと光る、そんな感じでしょうか。ローランサンの絵とも共通点がありそうで、やっぱり決定的に異なる女性像。

画像クリックで拡大

ここに展示されているのは、『東郷青児 蒼の詩 永遠の乙女たち』(河出書房新社)を編集された野崎泉さんと、アトリエ箱庭のご店主・幸田さんがそれぞれ長い時間をかけて集められたもの。お二人の熱意が素敵な空間を創りあげています。ぜひぜひ、実際にこの空間を楽しんでみてください。

箱庭さんに着くと、先に林哲夫さんがいらっしゃってました。大阪天満宮の古書即売会にもすでに行かれたとのこと、流石。

画像クリックで拡大

店主も箱庭さんを出て、天満宮へ。100円均一コーナーからこの本が。『夫婦の醫學(医学)』(高田義一郎、コバルト叢書、1941年(重版))。先ほど、箱庭さんで見た、東郷青児が装釘を施したコバルト叢書の一冊。コバルト叢書のことは恥ずかしながら、今日初めて知ったので、まさに奇縁。これが古書の醍醐味の一つ、です。

付記:前々日のブログで「そうてい」の表記について書きましたが、東郷青児は随筆の中で「装釘」の表記を使っていたそうです(『東郷青児 蒼の詩 永遠の乙女たち』文中より)。
スポンサーサイト

テーマ : 古本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

古書ダンデライオン店主

Author:古書ダンデライオン店主
オンライン古書店・古書ダンデライオンと平行して、現在、京町家にて「町家古本はんのき」という古書店を3人で共同展開しています。また、過去にマンガ・古本カフェ・Tripel(トリペル)を、3人共同で展開してました。

「良書廉価」「ぼちぼち」を合言葉に古書を提供してまいります。

買取りなど、お問い合わせは↓

MAIL:o.b.dandelion@gmail.com
TEL;075-211-1977

店主:中村明裕

〒604-0982
京都市中京区松本町583-1-207

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。