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旅のあとの旅~雨中奈良古書店めぐり~

です。

今週の火曜日、寒の雨降る中、朝9時過ぎに合流。車を駆るは、きりりんさん。ガケ書房の古本棚に出店中。時間があれば、各地の古本屋を巡り、近い将来、全国古本屋巡りを目論んでおられるお方。もう一方は、ご存知、古本ソムリエこと山本善行氏。「今日は20箱分ぐらい買おうか」と、この人ならホントにやりかねない、と思うことをおっしゃる。で、二人合わせたら100歳超えているなぁ、と心の中で思う若輩のワタシ。3人で早速奈良へ向け出発。

と、途中の小倉でブックオフに。きりりんさんの頭の中には、1分の隙も無く、無駄なく周れるコースが描かれていました。まだ10時開店前。パチンコ屋でもないのに入口で開店を待つ。他に待っていたのはマンガを読みに来たであろう高校生らしき若者2人。と、開店。古本道の先輩二人がいるので緊張する。思い思いの場所に散る三人。山本さんはやはり均一の方へ。途中途中、収穫物を見せてもらいながら(さっそく勉強になった)、回遊して精算、出発。

その後、奈良でもブックオフに寄り、いよいよ近鉄奈良駅前から商店街の中の古書店へ。まず手前のフジケイ堂・小西通り店へ。2年ぐらい前、奈良の古書店めぐりをした時も、ここがスタートでした。平積みの高さをぜひ見て欲しいお店。リーズナブルで、1円単位の価格をつけているのが面白い。平積みの向こう側を覗き込んだり、平積みの本のタイトルを横になりながら見たりして、『新日本文学 中欧特集』(1990年秋号)を発見して心が軽くなる。

きりりんさんお薦めのお店でうどんを食べ、もちいどのセンター街の中へ。次もフジケイ堂さん。もちいどの店。こちらは2階。入口から、階段途中にも均一本・セール本が。店内には黒っぽい本も。ここでも平積み本が。人文系の本が万遍なくあります。前回来たときは『兵士シュベイクの冒険』を買ったっけ。ここで、東京に行ったときにみつけたけれど高くて見送った本を発見。ブラボー。

画像クリックで拡大

まだまだ奥へ。智林堂書店さんへ。表の均一台が近づくや、山本さんが小走り。均一本のスペースが広く、何かありそうだという気配がプンプン。『怖るべき子供たち』(ジャン・コクトー、東郷青児訳、天城書房、1947年)があり、ほこほこ。店内に入ると、天井まで聳える棚がずずいと。そして品揃えも良い。ジャンルごとに面白そうな本があれこれ。店主さんの妹さんがお店番をされてました。去年、下鴨の古本まつりの昼食会の時にお会いして以来。ご挨拶もそこそこに棚を見るのに夢中になってしまいました(スミマセン)。帳場の後ろの棚にも本が天井までぎっしり。これだけ本を並べられたらいいなぁ。

さらに商店街を奥へ。朝倉文庫さんへ。文庫全般もですが、特に中公文庫の品揃えが凄い。しかも本のほとんどにパラフィン紙が巻かれていて、清々しいです。珍しい本もあちこちに。海外文学の品揃えも良いです。見ているとヨダレが・・・。

さらに奥の十月書林さんへ。前回はここまで来ませんでした(リサーチ不足・・・)。こちらも黒っぽい本がかなりある、広いお店。この商店街は凄いです。ここに住んだら、毎日この通りを往復するだろうなぁ。帰りに智林堂さんの前を通ったとき、ふと見ると店主さんらしき方が。店主さんのブログも読み応えがあります。

再びきりりんさんカーで天理市へ。途中、見かけた新古書店にも寄りつつ、最後のフジケイ堂・天理店へ。お店に着いてびっくり。表の均一本・セール本の多さに唖然。文学から雑誌から絵本からなんからかんから。店内に入るまで、アチコチをうろうろ。店内もまた広く、2階があり、これまたびっくり。価格もかなりお手頃で、気付けばあれもこれもと。山本さんを見ると、山本さんの手元の本も結構な高さに積まれて。「いいですね」「いいなぁ」と言いつつも棚から目が離せず。もはやアッチの世界に。山本さんは流石のゴッドハンド。上林暁を。パラフィンが巻かれていて、背のタイトルがほとんど見えないのにしっかりと。今回の古本(日帰り)旅の締め括りに相応しいお店でした。

この日は古書店・新古書店合わせて10件ちょい周りました。疲れたけれども、楽しかったです。きりりんさんのお蔭で、これだけ周れました、ありがとうございました。山本さんも、今回も色々教えていただき、ありがとうございました。またぜひ連れて行ってください。

付記:訪れた古書店さんの写真が少ないのは、古本屋が見え出すと、皆、気持ち早歩きになり(なったように自分が感じ?)、先を越されては、と焦ったことからです。ちっちゃいなぁ、自分、と思いました・・・。反省。


新しいリンク:昼はカフェとショップ、夜は酒房のたなかやさんのブログです。温かみのある木造の家で、お昼のランチ・カレー、もしくは週末の日本酒を中心とした酒房が楽しめます。お近くにお越しの際はぜひぜひ。

余談:ツイッターはじめました。1、2日に1回ぐらいつぶやいて(パソコンから)ます。
   http://twitter.com/koshodandelion
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テーマ : 古本
ジャンル : 本・雑誌

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また、どこかへ行きましょう

最後のフジケイ堂天理店にはびっくりしました。正直それ程期待していなかったのですが。水曜日に善行堂へ行ったら、今日でも、もう一度行きたいと真顔でソムリエさんは言っておられました。
  プロのお二人と貴重な時間を過ごせ大変楽しかったですよ。
 (今日は奥さんと娘が滋賀の大型スーパーに連れて行けと言いますので、恩に着せて古今書房や草津のあかつき書店(?)などに行く予定です。収穫があれば、はんのきさんに自慢しに寄らせていただきます。

ありがとうございました

僕も次回、奈良に行くときには必ず立ち寄ると思います。楽しいお店でしたね。やっぱり基本は、お客さんが楽しめるような棚作りだなぁ、と実感しました。ウチもまだまだ。プロといっても、それもまだまだ、です。基本は「自分が読みたい本」を買ってるだけです(笑)。

草津、以前買取りに行った時に調べたのですが、古本屋さんが結構ありましたよね。その時は、結局どこにも行けずじまいだったのですが。猟果楽しみにしてます。
プロフィール

古書ダンデライオン店主

Author:古書ダンデライオン店主
オンライン古書店・古書ダンデライオンと平行して、現在、京町家にて「町家古本はんのき」という古書店を3人で共同展開しています。また、過去にマンガ・古本カフェ・Tripel(トリペル)を、3人共同で展開してました。

「良書廉価」「ぼちぼち」を合言葉に古書を提供してまいります。

買取りなど、お問い合わせは↓

MAIL:o.b.dandelion@gmail.com
TEL;075-211-1977

店主:中村明裕

〒604-0982
京都市中京区松本町583-1-207

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