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北九州人中・四国漫遊記~初日・岡山文庫とらんちうと鼾~

です。

事の始まりは2ヶ月ほど前、私の地元の古書店・古書城田さんから「蟲文庫さんで知久(寿焼)さんのライブあるから一緒に行こう」とお誘いをいただいたことから。しばらく旅らしい旅もしてなかったので、「はい、行きます」と即答。この間、相当に忙しく、旅の期待はますます膨らんでいきました。また、城田さんが旅の行程を色々と考えてくださり、四国や広島にも行こうということになり、まだ見ぬ古本屋さんへの期待も膨らんで。

そして、旅の初日がいよいよ。仕事を片付けたり、放っぽりだしたりして、満を持して(?)出発。良いお天気でした。京都駅前から高速バスに乗って、いざ岡山・倉敷へ。土曜日ということもあってか、乗車率は高い。前には、国籍不明のおねーちゃん2人組み。聞きなれない言葉で喋っていて(スペイン語かな?)、その不思議な響きに揺られ、すぐに眠りこけてしまいました。目が覚めるともう兵庫。旅の袖珍本『古本屋月の輪書林』(高橋徹、晶文社、1998年)を読む。読み終わる。面白い。高橋さんは岡山の生まれだそう。

渋滞で30分遅れで倉敷駅に到着。城田さんは前日徹夜仕事があったそうで、まだ東進中。荷物をコインロッカーに入れ、レンタサイクル屋さんへ。残念なことに、全部出払ってしまっていたのですが、店のおっちゃんが「しゃあない、入荷したてのやつを・・・」とピカピカのチャリンコを貸してくれました。いざ倉敷巡り。まずは、そう、やっぱり長山書店さん。

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前回と変わらず、面白く、1時間超、1、2階をウロウロ。こちらの岡山文庫(日本文教出版株式会社)の品揃えは凄いです。『岡山のエスペラント』『岡山の内田百間』『岡山の現代詩』『木山捷平の世界』などを購入。ほかにも色々面白い本が。たまらんなぁ、と一人ほこほこ。

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そして、美観地区へ。蟲文庫さんの前を通ると、今日は営業をお休み。夜のライブの準備とかされてるのかな?と。しかし、店内でライブって、机とか動かして大変そうな、と。で、蟲さんの隣の隣の坂を登ったとこの今夜の宿、「御坂の家」のチェックイン手続きを。NPOの倉敷町家トラストさんに電話を掛けて、これまた近くの「Felicite」さんで手続きを。案内をしていただいて、室内の説明を。超素敵です。畳なのがまた良い。ちょっと一休み、と横になって、買った本をパラパラ。良い天気と畳と古本、申し分ない休日。

自転車を返しに行って、歩きで美観地区を一巡り。商店街の中も良さげなお店が多い。昔ながらのお店も結構残ってる。いいなぁ。食べもの屋さんも色々おいしそう。御坂の家の先のとこで、先ほどのトラストの方とばったり。良かったら、と、すぐそこの、改修第2号になる予定のお宅をちょこっと拝見させてくださいました。築100年は楽に越えているよ、という木造住宅。広い!奥には蔵が。増改築をされているので、元の姿に戻すのが大変なのだそう。ここがどんな風に改修されるのか楽しみ。

家に戻り、うたた寝。畳はいいです。と、城田さん到着。約400キロをぶっ飛ばして来られました。ライブ開始30分前でドンピシャ。「まずはお酒を」と「倉敷つららら」さんへ買いに行き、蟲文庫さんへ。もう待ちきれないお客さんの行列が。

知久寿焼さんは元「たま」というバンドをされていて、今はソロ活動や「パスカルズ」というグループでも活動されています。もちろん「たま」は知っていたのですが知久さんの名前は、恥ずかしながら、今回初めて知りました。

入口で蟲文庫の店主・田中さんが受付を。お店に入ると、お店の真ん中にあった机が取り払われていて。帳場の中にもお客さんがずらりと。「立ち見もできますよ」ということで、お店の左側の棚の後ろでスタンディング。真正面で知久さんの演奏があり、アゴを本棚の上に乗せつつ、気持ちよく聴けました。田中さんのお手製らしきクッキーも振舞われて。

まったく予習(CDとかyoutubeとか)なしで行ったのですが、ウクレレやギター、ブルースハープを弾きながらの知久さんの歌は、迫力があり、でも程よい響きが店内に行き渡り、物悲しい歌、楽しい歌、不思議な歌と、昔「たま」の歌を耳にしていたときの、あのなんともいえぬ不思議な感覚の中にどっぷりと浸りこんでしまいました。知久さんは曲が終わるたんびにくぴくぴとビールを呑んでいたのも面白かったです(3本くらい呑んだ?)。こちらも自分のお酒に城田さんのお酒もいただきながら(蟲さんの店内も夜は寒かった)、でも、店内には穏やかな熱気が。そうして、あっという間にライブも最後、アンコールにお客さんのお子さんの「ひとだま音頭」のリクエストで楽しく、みんなの手拍子で終了。ほんとうに来てよかったなぁ、と思いました。

解散後、ちょっと間を置いて、蟲文庫さんの店内で、知久さんを囲んでの小宴会に出させてもらいました。田中さんと田中さんのお母さん手作りの食事をいただきながら、美味しいお酒をいただき、歓談。なんと、そこに(ライブから)荻原魚雷さんがご友人と来られていてビックリ。以前、自分の店番時ではないのですが、はんのきにも来てくださっていて、お会いできて感激。魚雷さんが魚雷さんである由来を聞いたり、知久さんのウクレレの話、植物話、知久さんが好きだとおっしゃられている友部正人さんの話など、なんだか色々話を聞かせていただいたのですが、興奮の内に酔っ払ってしまい。そちらの解散後、城田さんの「もう1軒」の声で駅前に繰り出し、これまた老舗なバーレストランで締めの一杯を。ふらふらと御坂の家に帰り着き、えもいわれぬ幸せな気分で布団に倒れこんだのでありました。つづく。


新しいリンク:昼はカフェとショップ、夜は酒房のたなかやさんのブログです。温かみのある木造の家で、お昼のランチ・カレー、もしくは週末の日本酒を中心とした酒房が楽しめます。お近くにお越しの際はぜひぜひ。

余談:ツイッターはじめました。1、2日に1回ぐらいつぶやいて(パソコンから)ます。
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Author:古書ダンデライオン店主
オンライン古書店・古書ダンデライオンと平行して、現在、京町家にて「町家古本はんのき」という古書店を3人で共同展開しています。また、過去にマンガ・古本カフェ・Tripel(トリペル)を、3人共同で展開してました。

「良書廉価」「ぼちぼち」を合言葉に古書を提供してまいります。

買取りなど、お問い合わせは↓

MAIL:o.b.dandelion@gmail.com
TEL;075-211-1977

店主:中村明裕

〒604-0982
京都市中京区松本町583-1-207

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