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古書店人東京出稼ぎ記・3日目夜の高円寺彷徨篇

です。

池袋から新宿。新宿から高円寺へ。そう、「古本酒場コクテイル」さんに行ってみたかったんです。何でも今月に移転される、ということを聞いて、その前に行かねば、と思っていたところ。古本とお酒、素敵な響きですねぇ。夜も更けて、1日働いて、歩き回って、スーツ姿で古本の詰まった紙袋を提げて、それでも足取りは軽く。

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駅から路地をカクカク曲がり、あづま通りを北上するのですが、ちょこちょこと古本屋さんがあり(夜で閉店中)、さすが、と思う。高円寺よりまだ西の「おに吉(荻窪・西荻窪・吉祥寺)」にも行きたかったなぁ。と、左手に、この遅くに空いている古本屋さんが!「15時の犬」。なんと不思議な。ぐりんと首を回すと、店内には本棚がぎっしり。

どきどきしながら入店。棚は天井まで聳え、迷路のように林立。前を見ると海外文学の棚が。これ全部、と驚きつつ、見る。横のを見ると、これも。また反対も海外文学の文庫がぎっしり。思わず「なんじゃこりゃあ」と心の中で叫ぶ。これは凄い。お酒も呑んでないのに鼻息を荒くしながら見てまわりました。いや~、凄い品揃え。ぐるりと店内をみてまわるとジャンルも色々、渋い本も。極めつけは店主さんのいるカウンター側。レアな全集やシリーズものがずらり。あ、あんなレアな本が。いや、堪らんですよ。許可をいただければ、最低でも1週間は居続けたいところ。ここは次回東京に来たら、絶対来る!と、時間が少ないのが悔やまれつつ、コクテイルさんへ。

15時の犬さんから少し先にありました。店名の看板がなく(夜だったから気付かなかったのかな?)、店の前には均一台が。恐る恐る引き戸を開けると、ここみたい。お客さんで賑わってました。カウンターに座り見回す。年季の入った店内。天井際には古書展のポスターがずずいと飾られて。あ、あの絵は岡崎さんのだろうか?焼酎をいただいて、カウンターの本棚をごそごそ。『舢板(サンパン)14号』を発見。くぴくぴと呑みながらぱらぱら。前から知っていたけど、じっくり読むのは初めて、面白い。これは帰って三月書房さんで買おう、と思う。あそこには数冊あった。一番後ろを見ると、値札が付いていて買えるみたい。

店主さんは料理作りに専念されているので話しかけづらい。団体のお客さんが帰ってスペースができた所で本棚をあれこれ見る。数冊選んで、お酒を呑みながらぱらぱら。堪らんですね。中々ね、外でお酒を呑みながら本は読めんですしね。聞こえてくる話で、隣の2人組の方々は編集者の方かな、などと思う。次はウィスキーを呑みながら。読んで1番面白かった本を求める。野口米次郎『坐る人間の評論』(改造社、大正14年)。いい感じに黒ずんで、背も取れかけですが、表紙も内容も良い。

終電の時間が来たので、ちょっと名残惜しい気持ちで、お店を出る。店主さんと話したかったけれども、それはまたの機会。新しいお店にもいつか行かねば。ほろ酔い加減で、電車に揺られ、ホテルに帰投。スーツが皺にならないよう吊ってから爆睡。この日も気持ち良く・・・。つづく。
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テーマ : 古本
ジャンル : 本・雑誌

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Author:古書ダンデライオン店主
オンライン古書店・古書ダンデライオンと平行して、現在、京町家にて「町家古本はんのき」という古書店を3人で共同展開しています。また、過去にマンガ・古本カフェ・Tripel(トリペル)を、3人共同で展開してました。

「良書廉価」「ぼちぼち」を合言葉に古書を提供してまいります。

買取りなど、お問い合わせは↓

MAIL:o.b.dandelion@gmail.com
TEL;075-211-1977

店主:中村明裕

〒604-0982
京都市中京区松本町583-1-207

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