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アトリエ箱庭さんの「佐野繁次郎 装幀コレクション」展へ

行きました。

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先週の土曜日、青空の下、古本仲間のI君と連れ立って大阪・北浜へ。駅からすぐ近くの、年季の入ったビルの三階にある「アトリエ箱庭」に入ると正面には、この展覧会の主催者のお一人、林哲夫さんが製作されたポスターが。ここに展示されていた書籍をコラージュしたもの、何とも贅沢・・・しかも手に入れられた状態のままで、古書店がつけていたシールもそのまま。こういうのはたまりません。

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そして奥の壁一面に並べられた「銀座百点」。これは、佐野繁次郎が、銀座百店会発行の銀座のタウン誌「銀座百点」の創刊号から176冊に渡ってその表紙の装幀を手がけたもので、ここにはほとんどが集められていました(4,50年前のもの!)。一つ一つをよく見てみると、手書き文字だけのもの、水彩、クロッキー風、雑誌や布切れのコラージュと多種多彩で、また、それがひと塊で凄い迫力。

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もう一面の壁にも、佐野さんが手がけた装幀本がズラリと。横光利一、辻嘉一、宇野千代、松本清張など著者の顔ぶれも様々。本の内容は今現在、文庫本などで読めるとはいえ、装幀を主なテーマとして、単行本の形で見ることが出来、また初めて知った作家さんもあり、嬉しいやら、驚くやら、半分アタったような状態になってしまいました。ちなみに喉から手が出るほど欲しくなったのはランボー著、小林秀雄訳『地獄の季節』。頑張って探そう。。

こちらの展覧会を知るまでは「佐野繁次郎」の名前は聞いたことがある、程度のものだったのですが、実際その作品(今回は装幀作品)を見れて、こういった芸術家への、また、古書へのアプローチもほんとに面白いものだなと思いました。

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ご店主の幸田さんに美味しいコーヒーをご馳走になり、少しお話させてもらいました。アトリエ箱庭さんでは、今回のような古本関連のイベントを定期的にされていて、他にも篆刻教室や語学教室なども催されているそうです。オフィス街の中の隠れ家という感じで、日当たりも良く、穏やかな土曜日の午後。そこを辞して、次は大江橋へ・・・続きは次回。

ちなみに、この展覧会の前に、みずのわ出版さんから『佐野繁次郎装幀集成ー西村コレクションを中心として』(西村義孝 編著、林哲夫 構成)が出版されています。店主はこちらの展覧会へ行く前に「ユトレヒト」さんで通信販売されている『SANO100 佐野繁次郎とその装釘』を読んでいきました。こちらにも佐野さんの装幀作品、年表、佐野さんの甥ごさんの鹿海信也さんのインタビューなどが載せられていて、見ごたえがあります。こちらもぜひどうぞ。
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テーマ : 古本
ジャンル : 本・雑誌

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オンライン古書店・古書ダンデライオンと平行して、現在、京町家にて「町家古本はんのき」という古書店を3人で共同展開しています。また、過去にマンガ・古本カフェ・Tripel(トリペル)を、3人共同で展開してました。

「良書廉価」「ぼちぼち」を合言葉に古書を提供してまいります。

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